頭痛が痛い

ぱっぱりら

全人類「匿名ラジオ」を聞け

嘘だ!!!!!!!!!!!

「オモロ」がわかるオタクだけ聞け!!!!!!!

 

匿名ラジオ/#01「キックボード」

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いきなり「全人類」などというオタクにありがちなクソデカ主語で釣ってしまって申し訳ない。私が今からするのは、「匿名ラジオ」というネットラジオの話だ。

「匿名ラジオ」とは、毎週木曜日の0時にYouTubeで配信されているラジオである。パーソナリティはあのARuFaとダ・ヴィンチ・恐山だ。「あの」って「どの」だよと思ったそこのオタク。24時間ツイッターに張り付いている君なら、一度はこのアイコンを見たことがあるだろう。

 

そう、このARuFaと、ダ・ヴィンチ・恐山だ。知らんというオタクはもう帰れ。「あ〜見たことあるわ」と思ったオタクは、もう少し付き合ってほしい。

私はよりたくさんの人に匿名ラジオを聞いてほしいが、このラジオが刺さる人は限られてくるだろうなと思っている。

なので、選別をしたい。急にノアの箱舟を作らせた神みたいなことを言って驚かせたかもしれないが、私は刺さる人だけでこのラジオを共有したいのだ。

 

まず、匿名ラジオの特徴として、「“無い”話」がある。

 

匿名ラジオ/#35「決定!野原しんのすけ達と飲み会をする時に最適な席順」

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他にも「サザエさん一家にBBQに誘われる」(#49)「イオンに泊まる」(#90)「急に巨人になる」(#60)などなど、匿名ラジオには「“無い”話」が多い。これこそ匿名ラジオの真髄だと言ってもいいくらいだ。

「自分が動物園に収容されたらどうする?」という“無い”話を振られたとき、あなたはどう思うだろうか。「そんなの有り得ないでしょw」とツッコんでドヤ顔になっている奴。お前は脱落。正解は「パンダより目立ちたい」だ(#119)。パンダより人気を獲得するために、大の大人が割と真面目に議論する。匿名ラジオはそういうラジオだ。“無い”話を自然と受け入れられるかが非常に重要で、それが出来ないとこのラジオでは置いてけぼりにされてしまう。「どういう状況だよw」という無粋なツッコミは、このラジオでは不要なのである。

「“無い”話」、身も蓋もないことを言えばただの妄想話である。なんなら居酒屋でベロンベロンに酔っぱらったオッサンだって、妄想話を繰り広げていたりする。

しかし、パーソナリティの2人はただの酔っぱらいとは一味違う。2人とも頭の回転が異様に速く、言語センスがべらぼうに高い。それなのに、そのズバ抜けた才能をこんなアホみたいなラジオで消費している。

 

匿名ラジオ/#111「もし自分が子ども番組を作るなら何をしたい!?」

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ネタバレになるが、この回で2人が企画したのが「火薬であそぼ」ソクラテスといっしょ」だ。「子供は爆破が好き」「将来学ぶものに早いうちから触れさせたい」という観点で生み出した、“無い”教育番組の話をしている回である。こんな発想、その辺のオッサンからは逆立ちして飛び跳ねて銀河を一周しても出てこない。

ソクラテスに扮した恐山「今日も議論を始めるよ~。君たちは周りに見えている景色が本当の景色だと思っているのかな~?」

三歳児に扮したARuFa「思うー!だってここにりんごはあるよ!」

ソクラテス恐山「本当かな?君たちは本当にそこに存在しているのかな?」

ソクラ山「じゃあみんなで歌おうか!『存在の不安のうた』だよ!」

ARuFa「そ~んざ~いし~ない~ぼ~くた~ちは~♪」

こんな会話がポンポン出てくる。“無い”番組の話をしているはずなのに、まるで昨日見たかのように会話が進む。漫才のようにセリフを決めた台本があるのではと疑うレベルだ。この回だけでなく、匿名ラジオはだいたいこのレベルの高さで話が繰り広げられる。これが酔っぱらいのオッサンの戯言との違いだ。しかも2人のオモロレベルが同じ水準にあるので、相手の言いたいことは瞬時に読み取りどんなボケも逃さない。「タイタニックでモブになりたくない」という話の中で、ARuFaが「映画の撮影じゃね?」とありがちモブセリフを言えば、恐山が「すげーリアルな着ぐるみだなァ」と別のありがちモブセリフを返し、最終的に恐山の「すげー!壁走ってるよ!」にARuFaが「それハンターハンターで団長に言ったやつ」とツッコむこの流れ(#78)。あまりにも完璧すぎる。また別の回で(画家の話になって)「在廊があるから……、在アンド廊」という恐山のめちゃくちゃわかりにくいボケも、ARuFaは一瞬で「個展だァ!」とオモロに昇華してくれる(#106)。ここでハイアンドローにかけたボケを入れてくる恐山がまず凄いし、ARuFaへの信頼度が伺える。しかもARuFaに投げっぱなしにせず、ちゃんと自分で「(アートから)一番違う領域の人」と回収しているのも偉い。

好きなところを解説したつもりだが、ただボケを解説するというボケ殺しになってしまった。ボケ殺しはオモロの世界では極刑に値する。

ちなみに、ソクラ山が「『存在の不安のうた』だよ」と言ってすぐにARuFaが歌い出すのだが、この『存在の不安のうた』は“無い”歌だ。しかし、聞いてもらえればわかると思うが、即興にしてはクオリティがあまりに高すぎて「“ある”歌では?」と思ってしまう。ARuFaの「“無い”曲を即興で作って歌う」というレベルの高すぎる才能が、匿名ラジオでは遺憾なく発揮されている。

 

 

 

 まだ読んでくれている人はいるだろうか?ちゃんとついてきてくれているか?よし、続けよう。

匿名ラジオの特徴として、「“無い”話」ともう一つ、「ゴリッゴリのオタクラジオ」という点がある。

 ここで言う「オタク」は、いわゆる二次元オタクだ。パーソナリティの2人はアニメゲーム漫画といったオタクカルチャーに精通しており、いろんな作品がしばしば話題に出てくる。と言っても、具体的な作品について熱く語る……とかそういうことはしない。「海外のマッチョばっかいる刑務所に収監されたら」という“無い”話で、彼らはそこでオタクコミュニティを築こうとする(#130)。「タトゥーでネギま!のキャラを全員彫ってくれ」と頼んだり、地面に描いた絵を見て「知ってるぜ……よつばと!の恵那だ」と感心したり、Mr.キャンディ(?)に飴細工アイドルマスターシンデレラガールズ双葉杏を作ってやったり、そういう感じで会話中に容赦なくバンバン放り込んでくる。別にそれらのアニメを全く見たことがなくても問題はないが、タイトルを聞いて「ああアレね」とすぐ思い浮かぶ程度でないと、このラジオを楽しむのは少し難しいかもしれない。出来ればそういった「オタク的教養」があった方が望ましい。

また、一部の回ではこの「オタク的教養」がないと全くピンとこない回がある。

 

匿名ラジオ/#101「世間知らずのお嬢様になりきれば、つまらない夏も楽しくなる!」

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この回は、「アニメのお嬢様キャラ、庶民の生活を満喫しがち」という「アニメあるある」だけで構成されている。別にこれも具体的な作品は浮かばなくていいのだが、「マクドに来たお嬢様キャラハンバーガーを恐る恐る食べて『こ、これは……!美味しいですわ!』言いがち」レベルはせめて理解してほしいところである。「食べる前に『あら?ナイフとフォークがございませんわよ』言いがち」まで浮かんだらベストだ。今時ネタでなくこんなベタなことを言うキャラはいないし、いるのなら逆に見てみたい。だが、そんなお嬢様キャラは確実にオタクたちの中に存在しているのだ(多分金髪縦ロールだ)。そういう「あるある」を共有出来た方が間違いなく楽しく聞ける。この架空のお嬢様キャラがパッと浮かばない人は、残念ながらここでボッシュートだ。

 

 

さて、だいぶ絞れただろうか。もしかしたらもう誰も残っていないかもしれない。まあもともとブログなんてものは壁に向かって話しているようなものなので、人がいようがいまいがなんだっていいのだ。これでいいのだ。西から昇ったお日様が東に沈むのだ。

まだ生き残っているという選ばれし人たちには、私からオススメ回のご褒美をあげよう。この匿名ラジオ、素晴らしいことに1話から順に聞く必要は全くない。

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 ここに匿名ラジオのチャンネルを置いておくので、気になったタイトルから聞いてみるとよい。だいたいタイトル通りの話を延々としている。ただ、中には完全に玄人リスナー向けの捻った回も混じっているので、私が独断と偏見で個人的にピックアップした回を紹介する。ちなみに、冒頭からちょいちょい文末に入れている(#数字)は「この話題はこの回ですよ」という注釈なので、気になったらそれから聞いてもいいだろう。今更言うな。

まずは、「“無い”話」でジャブを打っていきたい。

 

匿名ラジオ/#75「ちびまる子のクラスメートとサバイバルした時の必勝法とは?」

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サムネの小杉がもう面白い。ARuFaと恐山の性格の違いなども垣間見えるので、導入にふさわしい回だろう。地味にまる子のクラスメイトのモノマネを高クオリティでしれっとやってるARuFaの小技が光る回でもある。

 

匿名ラジオ/#128「マッドサイエンティストになってみてぇ~~!!」

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こちらは個人的にめちゃくちゃ好きな回だ。「マッドサイエンティストになる」という“無い”話と、「アニメに出てくるマッドサイエンティストあるある」というオタク話の合わせ技である。「何を静脈に注射したい?ギリギリいけるものってなんだと思う?」といきなり聞いてくるARuFaもかなりヤバいが、それに対する恐山の回答もめちゃくちゃ怖い。恐山が何と答えたかは、君の目で確かめてくれ!(大丈夫、ファミ通の攻略本だよ)

 

匿名ラジオ/#53「ありえなくない?!アニメで納得のいかないシーン」

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こちらは完全にオタクに振り切ったラジオだ。アニメオタクが早口でアニメのあるあるにツッコんでいる。下手したら、秋葉原でアニメキャラの顔がプリントされたメッセンジャーバッグを下げた全身黒いオタク同士が喋ってそうな内容だ。ところでなんでオタクのメッセンジャーバッグはあんなにショルダーが長いのだろうか?なぜ彼らは尻を隠しているのだ?その謎を探るべく、我々はアマゾンの奥地へと向かった。(バッグのくだりはラジオとは全く無関係です)

 

だいたい2人のキャラクターを掴めたなと思ったら、第二ステップだ。

 

匿名ラジオ/#88「確信はないけど『恐らく自分が得意なこと』に挑戦してみよう!」

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フリとかではなく、普通にめちゃくちゃ凄い才能が発掘される。それを抜きにしても、いい年した大人がキャッキャしているだけなのにめちゃくちゃ面白い。あと、この辺からだんだん恐山が可愛く思えてくる。あわせてぴょこぴょこむぴょぽボボボボボボ……。

 

匿名ラジオ/#127「モテモテになるために『俺様キャラ』になってみよう!」

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徹夜明けのARuFaのテンションがいつもと変わらないのでめっちゃ怖い。この2人、なんかちょくちょく常識人ヅラをしているが、どう考えてもめちゃくちゃ狂っている。普通の人間は俺様キャラでモテようとは思わない。ましてや、そこからあんな展開になるなんて ……!(腐女子必聴の回)(察して)

 

匿名ラジオ/#70「なあ、ヘリウムガスの違う使い道を考えてみようぜ!」

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「恐山面白一言シリーズ」のうちのひとつ、世界一面白い「ギンダコ」が聞ける。あと恐山のモノマネがヘタクソすぎて可愛い。ドナルドダックのモノマネで「お前というやつはぁ……!」と無いセリフを口走るのは、世界に恐山ただ一人である。

 

パーソナリティ2人の狂人っぷりに慣れてきたら、第三ステップに進もう。

 

匿名ラジオ/#105「質問に1秒以内に答えて深層心理を暴き出せ!即答ゲーム!」

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 勢いだけの回なのに作り込まれた漫才のような面白さ。2人の頭の回転の速さが活かされているようなないような。質問に即答は出来ないのに、そこからの巻き返しがすごい。あと2人が終始爆笑しているので、聞いていて気持ちがいい。

 

匿名ラジオ/#120「自分の葬式をするとしたらどんなんがいい!?」

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葬式は普通に死ねば必ず執り行われるはずなので、これは「“ある”話」だ。とはいえ、「死」を「人類共通のあるある」と称して話し始めるのは普通の感性ではない。挙句の果てに人の葬式を「つまらん」「リピはない」と一蹴しているのはもう完全にサイコパスのそれだ。他にも出るわ出るわ、狂人の発想のオンパレード。相方に「火葬で焼け残ってほしい」とか言っちゃう恐山が一番ヤバい。

 

 

 

調子に乗ってめちゃくちゃ紹介してしまった。私は推しコンテンツのプレゼンが苦手なのだ。いつもこうして喋りすぎてドン引きされてしまう。みんな引かないで~~~匿名ラジオ聞いて~~~!!!

まあでも、正直プレゼンというよりは「匿名ラジオのここが面白い」という話をしたかっただけみたいなとこはあるので、私は割と満足である。でもやっぱみんな聞いて……私とこのオモロを分かち合おう……。

 

確かARuFaも恐山も日頃からエゴサをするタイプだったと思うので、もしかしたらこの記事も見るかもしれない。最初から最後までずっとタメ口でごめんな。問題があればマジでこっそり削除するので、連絡ください→tehu.pipipi★gmail.com

 

以上、プレゼンが下手な女でした。

天ヶ瀬冬馬くんには“オフ”がある

いきなりタイトルと真逆のことを言っているツイートを並べまくって申し訳ない。しかし、これらは紛れもなく当時の私の本音だ。

これまでの冬馬くんに関する怪文を読んでいただければ薄々察していただけるかと思うが、私は冬馬くんのことを人間扱いしていない。正確に言えば、「天ヶ瀬冬馬」という概念と共に生きる冬馬くんのことを、人間という枠で見ていない。彼は「アイドル」という生き物だ。「アイドル」が先で、その次に「天ヶ瀬冬馬」で、「Jupiter」を挟んで、最後に「人間」が来る。人間でなくたって、犬でも猫でも、トンボだってオケラだってアメンボだって、それが「天ヶ瀬冬馬」であるならば「アイドル」となり得る。たまたま彼が今世では人間の器を得たというだけのことだ。言うなれば、「人間の身体とは不便じゃのう」とか宣うロリババアみたいなものである。

さて、冬馬くんと“オフ”の問題だ。ここで言うオフとは、アイドルの仕事がない日のことを指す。アイドルマスターSideMでは、月替わりでアイドルたちの「オフの日」を描いたガシャが更新されているのだ。オフの日を満喫するアイドルを2枚スカウトしてチェンジして「アイドルとしての真価を発揮する」もクソもないと思うが、そういうガシャにPは毎月怯えている。このガシャのことを、通称「オフショ」と我々は読んでいる。

オフショが始まった頃、私は冬馬くんのオフについて考えてみた。

大胆な寝言をほざいているが、恐らく真面目に思い浮かばなかったのだと思う。

“オフ”の冬馬くんとは、すなわち「アイドル」でない冬馬くんだ。それははたして「天ヶ瀬冬馬」なのだろうか?冬馬くんから「アイドル」を、「天ヶ瀬冬馬」を引いた時、残るものは何だろうか?

私には答えられなかった。

もちろん、冬馬くんにオフがあることは脳では理解している。しかし、そこではなく、もっと本能的な部分、喜怒哀楽を感じる部分で理解が出来なかった。理解したくなかったという方が正しいかもしれない。

話は少し逸れるが、アイドルマスター2における冬馬くんについて考えたことがある。IA大賞を獲れなかった彼は、アイドルとして頂点に立てなかった彼は、あの後どうなったのだろうか。私は、アイマス2の冬馬くんはアイドルを辞めたのではないかと思っている。アニメやSideMでアイドルを諦めなかった冬馬くんを見てもなお、そう思う。それくらい、あの時海辺にいた彼はとても儚く見えたのだ。Pが冬馬くんのあの言葉を受け取らなかった時点で、アイドルの「天ヶ瀬冬馬」は死んだ。

つまり、SideMの冬馬くんは死ななかった「天ヶ瀬冬馬」なのだ。彼は生きて、私のことを「プロデューサー」と呼んでくれる。別の世界線の話なので、どちらがいいとか悪いとかではない。ただ、SideMの冬馬くんは961プロを辞めても「天ヶ瀬冬馬」として生きることを選んだ冬馬くんだということだ。

そして、話はオフショに戻る。冬馬くんのオフの日、つまりあの肉体から「天ヶ瀬冬馬」の概念を引き剥がしたとき、それはすなわち「死」なのではないだろうか。休日を終えれば再び「天ヶ瀬冬馬」として生きるのだとしても、その休日を過ごしているのは「天ヶ瀬冬馬」の概念から解放された冬馬くんであり、それを私は冬馬くんと呼んでいいのだろうか?

私はアイドルの冬馬くんが好きだ。アイドルとして生まれた彼だからこそ、好きになった。もし冬馬くんがアイドルでなかったらここまで入れ込んでいなかった自信すらある。私が好きなのは、顔が良くて普段ヘラヘラしていて何を考えているのかよくわからないけど頭がめちゃくちゃ良いので裏では仲間のために奔走していていざとなれば自分が真っ先に死ぬつもりでいる、そういう男だ。私がグラブルでカインに堕ちたのも当然なのである。しかし冬馬くんは、上記には「顔が良い」以外全く当てはまらない。普段からキリッとしているし、何を考えているのか丸わかりだし、頭は悪くはないだろうが特別良くもないし、裏でコソコソするのは苦手だろうし、いざという時は自分も相手もまとめて生き延びようとするタイプだ。当てはまらないどころか真逆すぎて、いま羅列しながらビックリしてしまった。

ではなぜ私が冬馬くんを好きになったのか?

それは彼が「アイドル」だったからだ。それ以上に理由はない。

「アイドル」として眩しく輝いていた「天ヶ瀬冬馬」を、私は好きになった。

 

つまるところ、私は、「オフの日の冬馬くん」=「アイドルでない冬馬くん」を好きでいられるかという問題なのだ。

 

いや、知らんがな!!!!!!!!!!!!!!

ここまでダラダラと書いてきて、自分で知らんがなと思ってしまった。しかし当人にとっては知らんがなと思いつつも、深刻な問題なのである。冬馬くんのオフショはいつか必ず来る。貞子じゃないが、来る……きっと来る……きっと来る……。

 

 

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来た。

 

 

私がグラブルでリミテッドカインを引いてウハウハしていたら来た。

もしかしたら最近グラブルにうつつを抜かしていた私に渇を入れに来たのだろうか?冬馬くんは優しいなあ!よ~しおじさんプラチケたくさんちぎっちゃうぞ!

 

 

 

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グロ画像

プラチケをたくさんのRカードに変えたおじさんは、ふと気づいた。

 

「冬馬くんにも“オフ”あるじゃん」

 

あんなに恐れていたのに、カードを見るとその全部が消し飛んだし、なぜかおじさんにもなってしまった。あれだけ考えても答えが出てこなかった「天ヶ瀬冬馬」のオフを、私はあっさり受け入れてしまったのだ。

学校で同級生に囲まれて笑う冬馬くんは、確かにオフを満喫していた。

それでいて、「天ヶ瀬冬馬」も確かにそこに生きていると感じた。

私はずっと、冬馬くんのオフというのは彼から「天ヶ瀬冬馬」を引き剥がすことだと思っていたが、そうではなかったのだ。アイドル「天ヶ瀬冬馬」でありながら、冬馬くんはオフを満喫している。アイドルというのは職業ではなく、生き方そのものなのだ。たとえオフの日であろうと冬馬くんは「天ヶ瀬冬馬」であるし、「天ヶ瀬冬馬」もまた、冬馬くんである。世界中のみんなを笑わせたくて「天ヶ瀬冬馬」は生まれた。オフもオンも関係なく、冬馬くんは「アイドル」として生きている。彼のそういう生き方こそが、「天ヶ瀬冬馬」なのだ。周りの同級生を笑顔にしている冬馬くんは、間違いなく「アイドル」の「天ヶ瀬冬馬」であった。

それに気づいたとき、目から鱗ということもなく、淡々と「言われてみればそうだなあ」と思った。たぶん、いつかの記事で書いた怪文の中でも似たようなことを言っていたと思う。私は「オフ」という単語にとらわれすぎていたのかもしれない。

いや、それ以上に、たぶん、おそらく、きっと、考えすぎだ。

私は冬馬くんのことについて、考えすぎなのだ。

私がこうして書いている怪文を、理解できない人は一生理解できないだろうと思う。もちろん理解してもらわなくても構わないし、なんなら理解しない方が良い。くねくねみたいなものだ。わカらナいホうガいイ……。

 

くねくねはさておき、プラチケは1枚残らずスッカラカンとなったが、冬馬くんは無事に引いた。

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ちなみに桜庭薫は推しだ。いつかこの2人がイベントで両面SRで来ないかなと思っているが、そのときは私が死ぬ時でもある(精神的な意味でも財布的な意味でも)。

前回に引き続き、推し(担当)のガシャで勝利したのを自慢しているだけのカスブログになってしまった。このブログ、怪文かガシャ自慢の記事しかない。今回は怪文もガシャ自慢も盛りだくさんの2本立てでお届けしたが、いかがでしたでしょうか?

冬馬くんにもオフがあるというのは驚きでしたね!

今後の活躍にも期待です♪

 

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うっかりクソカスアフィブログの締め方をしてしまった。

 

では、

冬馬、薫、俺「皆さん、ありがとうございました!」

冬馬、薫「ってなんで俺くんが!?改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

 

 

0.058%に勝った女

これは前回の記事を書いてからストーリーを進めた私の4コマ漫画である。絶望顔差分があるなんて聞いていない。まさかの供給に涙した。ありがとうグランブルーファンタジー

そんなこんなで、ナルグランデ編はひと段落ついた。最終的にまたあの67章のナントカの騎士に苦しめられたが、彼のおかげで私は水パをめちゃくちゃ育てたし、ついでに桜庭薫もめちゃくちゃ強くなったのだから、むしろ感謝しなければならないのかもしれない。おかげでうちの桜庭薫は、天道くらいならワンパンで倒せるくらいには逞しくなった。

とりあえずストーリーを終えてみてわかったことは、私はカインからは逃れられないということだった。

腐女子の言う「エッチ」は褒め言葉だ。あまり考えなしに、すぐ推しのことをエッチだと褒める。大阪の人間が言う「シュッとしてる」みたいなものだ。

何もエッチなだけではない。カインはカッコいいし、可愛い。頭も良いしペラペラとよく喋るし、あと顔がいい。口もキンタマ猫チャンみたいで可愛い。

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推しに対しておばちゃんになる腐女子

順調にピクシブも漁った。神がたくさんいた。八百万の神のうち、8割はピクシブにいる(あと2割はツイッターにいる)。

ゲームもひと段落ついて二次創作も一通り漁ったら、残る目標はただひとつ。

限定SSRだ。

レジェンドフェス(覚えた)というガチャでリミテッドカインが出るというのを聞いた。引くしかないと思った。自慢ではないが、当方アイマスPでありガチャを引くことには慣れている。

本当に自慢することではないが、ガチャに対する抵抗感は皆無だ。3000円払えば無料でガチャが引けるし、おは60は納税だと思っている。よいこのみんなはこんなおとなにならないようにしようね!

良い子でないばかりにこんな大人になってしまった私だが、一応まだ無課金で引けたらそれに越したことはないという価値観は持っている。もっと悪い大人は感謝の課金といいながら担当のガチャが実装されるたびに現金を溶かしている。側から見たら目糞鼻糞だろうが、とりあえず私は無料石を貯めるという理性は持ち合わせている。

そう、リミテッドカインを引くためには石を貯めなければならない。

宝晶石というめちゃめちゃ彩度の高いクーピーみたいな色の石がグラブルにはある。デレステでいうスタージュエル、スクフェスでいうラブカストーンだ。この原始人の石槍みたいなのが、この世界ではガチャを引くための石なのだ。

さて、グラブルで石を貯めるにはどうすれば良いのだろうか。何をすれば私は石を貰えるのか?石乞食と化した私は、調べるうちにあることを知った。

フェイトエピソードの存在だ。そういえば、ガチャを引いてキャラが加入するたびにナントカエピソードが解放されましたとか言っていた気がする。

 これまで全く興味を示さなかったおかげで、めちゃくちゃ溜まっていた。とりあえず全部消化して、いろんなキャラを知った。双子ちゃんだと思っていた光属性のメイドさんが双子ではなかったし、ドロシーちゃんが鬼のように可愛かった。この二人はは百合では?新たなCPを開拓した。

石乞食の私に、親切な方がフリークエストでも石がもらえるということを教えてくれてた。これまでメインストーリーを進める以外眼中になかったため、フリークエストの存在は完全に無かったことになっていた。この辺も片っ端から消化していった。運営がハーフエリクシールをめちゃくちゃな数くれたので、APを全く気にしなくてよかったのは幸いだった。

そのうち毒ガス訓練が開始されるのではないかと怯えている。

フリークエストを消化しているうちに、マルチバトルの存在にも気づいた。他人のマルチバトルには何度か参加したことがある。友人にアビリティだけ使って放置してればいいよと教えてもらったので、その通りにしておこぼれに預かっていた。そのマルチバトルが、どうやら自発で出来るらしい。マルチバトルのバナーの右に宝晶石を見た私は、深く考えずに参加した。

救援依頼を出したら、ハチャメチャな強さの人が来てボコボコにしてくれる。敵のHPゲージがドヒュンと減るたびに、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。世界にはオラよりつえぇヤツがたっくさんいるんだなぁ……!ヤムチャの私はただ感心するばかりであった。

その他にも、石をもらえるならなんでもした。

サイドストーリーを片っ端から開けている最中、概念と戦ったりもした。「何処へも届かぬ絶望」はオーバードライブするとヨダレをデロデロ垂れ流していた。あと武内くんの声のドラフと謎解きもさせられた。普通にわからなくて答えを見た。

豆まきチャレンジで豆を投げられなかったりもした。TLで見る限りみんな何千粒と投げているというのに、0粒て。悲しくなったが、よく考えたら私は煎り大豆が好きなので毎年節分の時期は豆を投げずに全部食っていた。家族には「豆食い」と呼ばれていた。きっと投げずに全て食べたのだろう。

あとどう見てもヤバいやつをクリアしたりもした。 こういう業が深いことを平然とやってのける運営に恐怖を感じた。

私がせっせと石を貯めている最中、TLが猫でざわざわし始めた。どうやら次のイベントで猫が仲間として加入し、名前を自分で決められるのだという。猫を飼うなら名前は「ねこ太郎」にしようと前々から思っていたので、私は悩むことはないだろう。

そして今日、ネコチャンイベントが始まったようで、TLが盛り上がっていた。私もネコチャンをゲットするぞ~と意気揚々とログインした矢先、

レジェンドフェスが始まっていた。

ネコチャンどころではない。私が今ゲットしなければならないのはカインチャンだ。劇場版のドラえもんのように慌てる私。

貯めに貯めた石の使いどころである。職場のトイレで深呼吸した。

貯めた石と、少しの現金なら用意がある。天井まで引けば確実にゲットできるのだと思えば気が楽になった。アイドルマスターSideMのガチャを経験していればもう怖いものはない。天井するつもりで、ガチャを引いた。

???

引いてしまった。

天井まで回すつもりが、50連ほどで引いてしまった。

なんということだ。こんなにあっさり引いてしまうとは。いきなり天井しちゃいました☆の方がどう考えてもネタとして美味しいだろう。なんでいきなり普通に引くんだ。

提供割合を見てみると、0.058%とある。よくそれに勝ったな。これまで0.1%に負け続けた身としては、いまいち信じられなかった。そういえば、デレステで正月限定美嘉の復刻に向けて天井貯金したときも、20連で引いてしまったことがある。

天井まで回してやるぜくらいの気概があった方が、あっさり出てくれるのかもしれない。今後ガチャを引く予定の方がいれば、ぜひ参考にしていただきたい。

 こうして、私は無事リミテッドカインを引くことができた。そうこうしているうちにデレステでは推しの限定まゆガチャが始まり、モバマスでは担当の美嘉ガチャが始まった。しかし、リミカインを引けた今日の私は無敵だ。ワッハッハ。

私は完全に余裕をぶっこいていた。

2月1日。SideMオフショットガシャ更新日である。

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助けてくれ。 

 

私とグランブルーファンタジー

グランブルーファンタジーというソシャゲがある。

今更説明するまでもないだろうが、サイゲに巨額の富をもたらしているだろうあれだ。

ところで私は所謂アイマスPであるが、アイマスP、特にシンデレラ、SideMをメインとするPは、グラブルプレイヤー(騎空士と呼ぶらしい)兼任が多い。というのも、シンデレラ、SideMはグラブルでコラボイベントがあったからだろう。元ゲームでのカードイラストを元にした書き下ろしに加え、フルボイス(!)である。これに釣られてグラブルを始め、そのまま続いている人が多いというわけだ。

かくいう私も、その釣られてグラブルを始めたうちの一人である。

だが、私はコラボイベントすらろくに触らず、放置することとなった。何故かと問われれば、理由は簡単、難しかったからである。

数年前、シンデレラコラボに釣られてほいほい始めた。何をすればいいのかわからず、気づいたら卯月が仲間になっていた。そしてその卯月とバトルに行ったら、死んだ。

なんのバトルだったかは覚えていないのだが、普通に死んだ。メインストーリーを最低限しかやってない、言わば「無」の状態だったのだから当然である。悪いのはグランブルーファンタジーではなく、何もせず何も調べず死んだ私だ。

そこで今度はメインストーリーを進めてみることにした。

そして、また死んだ。

何度も言うが、グラブルは何も悪くない。悪いのは適当にポチポチしてればなんとでもなるやろと余裕をぶっこいていた私だ。世の中にはなんともならんものがたくさんある。そしてよくよく考えれば、私はターン制のバトルシステムが苦手なのだった。大学在学中の時間の半分はタマゴの孵化と努力値振りに費やした元ポケ廃のくせに、ターン制というのはどうにも相容れないのだ。

そして私は、グラブルを放置した。

何度でも言うが、グラブルに非は何もない。この記事は、よく炎上する「私はこんな理由でこのジャンルをやめました」とか砂かけするクソブログではない。

そんなこんなでグラブルをやめた私だが、卑しいので無料ガチャ期間だけはログインしていた。一応と言ってはなんだが、気になるキャラクターがいたからだ。

名をパーシヴァルという。

名前すらろくに覚えていないが、TLから得た断片的な情報で好きだな〜と思っていた。

そしてそのパーなんとかさんは、恒常ガチャのSSR枠で出るらしい。

全国の家臣の皆様には土下座しなければならない。あとパーシヴァル本人には間違いなく炭にされる。

ともかく、私は無料ガチャでパーシヴァルを引いたら本格的にグラブルを始めようと思っていた。好きなキャラクターがいればその子のために頑張れると思ったし、何よりSSRなら強そうだからだ。

ご存知かもしれないが、グラブルはアホみたいに無料ガチャを引かせてくれる。先日のガチャピンモードとやらで180連も引かされた時はいっそ殺してくれ〜〜〜と泣きながら回していた。結局、今に至るまでパーシヴァルは私のところには来てくれていない。やはりお尻が弱い人などという認識をしているのがよくなかったか。

私がパーシヴァルを求めてガチャ期間だけログインしていた数年のうちに、もう一人気になるキャラクターが増えた。

名をカインという。

カインはCVが寺島拓篤氏だったため、初登場時にTLがざわざわしていた(私のTLには天ヶ瀬冬馬に狂っている人が多く、彼のCVも寺島氏なのである)。その時はふ〜んてらしーもグラブルに出るのね、くらいにしか思っていなかった。

だが、ある時から某フォロワーさんがカインのイラストをTLにアップし始めるようになった。

めちゃめちゃ可愛かった。

そもそもそのフォロワーさんの描く絵はめちゃめちゃ可愛いのである。その上、そのイラストを見る限りカインの見た目は私の好みドストライクではなかろうか。前髪が重めで襟足が長い。それだけで腐女子の心を掴むには十分である。

そして、昨年末のある日、年末のくせに暇を持て余していた私は、ふと思い立って放置していたメインストーリーを進めてみた。

余裕で勝てた。

と言うのも、数年間の無料ガチャでそこそこのSSRを手に入れていたおかげで、それらを編成すれば敵がバッタバッタと倒れてくれたのだ。

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無料ガチャで得たSSRたち

グランブルポケモンである。

なにわろてんねんと言われそうだが、本当に面白いくらい敵が死んでいく。まるで無双シリーズだ。そしてグラブル無双を楽しむ私に、優しいフォロワーさんたちはとあることを教えてくれた。

気になるキャラクターのうちの一人、カインはメインストーリーを進めれば自動的に加入するらしい。

こうして、私のグランブルーファンタジーは始まったのである。

 

カインが登場するのはどうやら80章らしい。現時点で私が進めているのは25章。正直絶望した。ナントカフェスで限定SSRもあるよと教えてもらえたので、早くもそちらに期待し始める。金で殴れば解決すると思っている、悪い大人だ。しかし幸か不幸か、そのナントカフェスは終わったばかりだとのことだったので、とりあえず私はストーリーを進めることにした。しかし、いくら話を進めても、APというのが一向に減らない。スタミナ上限を突破しても、レベルアップするたびに上乗せされていく。なんだこれは、高須クリニックのパズルゲームじゃないんだぞ。

 昔ツムツムを始めたばかりのころに、ハートを50個ももらって爆笑したことを思い出した。

APが溢れすぎていたのは関係ないだろうが、ほとんどの敵はごり押しでなんとかなった。世の中、大抵のことはなんとかなるのかもしれない。私は考えを改めた。たまにボスで死ぬことはあったが、リベンジすると攻撃とHP最大200%アップとかいうチートのおかげでゴリゴリにごり押した。

しかし、あるボスでごり押しが通じなくなった。忘れもしない、67章のナントカだ。忘れもしないが、名前はもう忘れた。ちなみにこの人、今進めているストーリーにもまた出てきている。いい加減諦めてくれ。

そのナントカの騎士が、めちゃめちゃ強かった。彼は回復技を使ってくるため、これまでのごり押し戦法が通じないのだ。攻撃したらした分だけ回復される。積んだ、と思った。もう無理だ。絶対勝てる気がしない。頼みの綱のリベンジも焼け石に水である。

ここで初めて、敵について調べた。やはりこいつには苦戦した人が多いようで、親切な方が色々と解説してくれていた。

ここで私は、初めて自分がキャラクターや武器のレベルをまともに上げていなかったことに気づく。ジョブもずっとウィザードだった(なんか見た目がかっこよかったので)。レベルを上げるため、エンジェルヘイローというクエストを周回し始めた。何周もしていたらヘルとかいうのが出たので、意気揚々と乗り込んだら全く歯が立たなくて死んだ。違う、私の敵はこのヘルとかいうのではなく、ナントカの騎士だ。あの赤い奴を倒さねば、カインには出会えないのだ。2週間後に控えた同人イベントのサンプルをピクシブにアップしながら、とにかくエンジェルヘイローを周回した。キャラクターの上限解放もした。主人公も色んなジョブを経験した。なんでも出来るな君は……。

周回中、飽きたらサイドストーリーを解放した。これまた優しいフォロワーさんが、パーシヴァルはこっちにいると教えてくれたからだ。やはり持つべきものはフォロワーだ。皆、隙あらばフォロワーを自ジャンル沼に落とそうと背中を押してくる。

四騎士が出るよと教えてもらったサイドストーリーを2つほど読んだ(氷炎〜の方は読んだらヤバそうだったのでとりあえず寝かせている)。

 当たり前だがパーシヴァルが出た。

普通に可愛かったので、混乱した。可愛いとは聞いていたが、そういう方面の可愛さなのか。この可愛さはアレだ、もひもひと草を食べているうさぎを見た時の可愛さだ。なんだかこころがぴょんぴょんしてきた。私がぴょんぴょんしている傍ら、ランちゃんは鎖に繋がれたままなのに仲間になってくれたので、そこまでしなくていいよとオロオロしてしまった。

四騎士はぶっちゃけBLがどうとかいうより、ずっと見ていたい微笑ましさだった。親ライオンと3匹の子ライオンを見ているのと同じ気持ちだ。私が清少納言だったら、枕草子にその様子を記したであろう。いとあはれなり。

 

そんなこんなでレベル上げを続けていた。どっかのサイトでは戦力40000ほどでクリアしたとか書いてあった気がするので、それを目標にしていた。しかしレベルを上げども上げども、我が団の戦力は37000にも満たない。

こうなりゃヤケだと攻略サイトに載っていたカタリナさん、リリィちゃんと共にあの憎っくき赤い騎士の元へ乗り込んだ。

勝ってしまった。

友人に武器スキルのことを教えてもらったくせに、全くそのことを考えずに編成した武器で勝ってしまった。それなりに水属性のSSR武器が揃っていたのと、リリィちゃんを引いていたのが幸いだった。

こいつさえ倒してしまえば後は敵無しだ(知らんけど)。その後もお得意のごり押し戦法で、水を得た魚のようにメインストーリーのボスを撃破していく我が団。属性なんて関係ねぇ!と光パでとにかく殴る殴る。というかグラブルの属性相性が未だに覚えられない。風タイプって何だ?なぜ炎が風?に強いんだ?地面が水に強い?炎に地面が等倍?ポケ廃時代どころかもう20年近く付き合ってきたポケモンのタイプ相性がどうしても頭に浮かぶ。ポケモンと違って戦ってる最中は常に左下に表示されていたので助かったが、火が風に強いのは未だに納得がいかない。火を吹き飛ばすんだから風の方が強いのでは?思えば昔から、パーがグーに強いのが気に食わない子供であった。

何はともあれ、属性不利など気にしない脳筋団の我々は、順調にストーリーを進んでいった。

 

そしてようやく、その日が来た。

夢にまで見たカインだ。比喩ではなく、マジで夢に出てきた。

グラブルを本格的に初めて、約半月経った頃だった。フォロワーさんにもたくさん祝福された(誕生日の時より)。碇シンジばりに「おめでとう」の言葉をかけられた私は、生きててよかったと母に感謝した。

頭がおかしくなったのか、スクショを連写して謎のスピーチを始める始末である。

はしゃぎすぎたあまり、雑魚にやられるという大失態。ごり押し脳筋団とはなんだったのか。

まあもうなんだって良い。ようやく当初の目的の一つを達成できたのだ。カインに出会って初めて、メインストーリーをフルボイスで聞いた。これまでのストーリーは全部すっ飛ばしたため、知らない名前がたくさん出てきて困った(あたりまえ体操)。そして、思っていたよりふにゃふにゃしたカインのキャラクターに、私の中の腐女子の部分が「無理〜〜〜〜〜〜〜」と天を仰ぐ。

お前!てへぺろ☆とかするキャラなのか!お前お前お前~~~~~!!!

腐女子の私が怒り散らかして虚空をビシバシ指さす。情緒が滅茶苦茶になると、すぐ推しに全責任を押し付けようとするのが腐女子の悪い癖だ。 

友人と飲んだあと家でストロングゼロをキメていた私は、もはや腹を抱えてうずくまるしかなかった。本能の赴くままに暴れては家を破壊しかねない。今の私ならシンゴジラでも倒せそうだ。そんなことを考えながら、ストーリーを進めた。

 

結論から言うと、ドドドドドドドドドンピシャだった。友人に私が作ったオリジナルキャラクターかと疑われるほどだ。もしかすると未来の私がサイゲに就職して生み出したのかもしれない。それほどドンッッッッッッッッッピシャだった。

詳しくは省略するが、つまりはこういうことなのだ。過去に私を狂わせてきた男たちが、カインという一人の男に集約されている。そらオリキャラだと疑われても致し方ない。まるでこれまでの伏線を全て回収されたような気持ちだ。当然、これまでの推しも伏線のつもりで狂っていたわけではない。ラブーンの話がブルックで回収されたときと同じ感情が、私の中で渦巻いている。これを狙って展開する尾田栄一郎は天才だと改めて思った。

 

そして本日。

ここまでたどり着いた。人によっては「108章」でピンと来るかもしれない。というかピンと来た人はおそらく仲間だ。

腐女子はすぐキレる。なぜキレているのかは、あまり言うとネタバレになるかもしれないので黙っておく。まあ、察してほしい。

 

昨年の12/28に再開してから、我ながらよく一気に駆け上がったと思う。しかしメインストーリーはあと少し残っている。どうせなら全部クリアしてから書けばよかったのでは?と思われるかもしれないが、前述の通り今の私は正常ではないのである。

心踊るアンコール沸かすダンスダンスダンスヒウィゴー。とにかくいったん思考を落ちつけたかったので、こうしてこれまでの冒険の軌跡を記してみた次第である。

書いてみて思ったのが、ジャンルにハマるというのは偶然の連続なんだなあということだ。フォロワーさんがカインやパーシヴァルのことを呟いていなければ、アイマスがコラボしていなければ、無料ガチャ期間がもっと渋ければ、年末がもっと忙しければ。私はきっとグランブルーファンタジーを放置したままだった。カインもパーシヴァルも知らないまま、墓に入っていたことだろう。それはそれでいいのかもしれないが、今の私はグラブルを再開してよかったと思っている。

なるほど、他人を沼に嵌めたければ、常に背中を押し続けるのではなく、沼までの道を丁寧に舗装して誘導しつつ、淵から覗き込んでいるところを突き落すべきなのだ。

ところで、モバゲーの方のアイドルマスターSideMが気になるという方がいれば、ぜひお声掛けいただきたい。フレンドになっていただければ、2週間後にはあなたのプレゼントボックスに有り余るマニーと山村をお届けしよう。

 

 

「天ヶ瀬冬馬」という概念

11月30日、冬馬くんのサイドメモリーズとやらが追加された。

実はこれまでサイドメモリーズ(以下サイメモ)にはほぼ触れたことがなかったのだが(四季と桜庭のを開放したくらいで、読んですらいない)、冬馬くんが追加されたとあっては触れざるを得ない。このサイメモというのは、どうやらこれまで使用用途がよくわからなかった心の付箋の使いどころらしい。その心の付箋をアイドルから信頼を3得るためだけに使ってしまっていた私は、速攻冬馬くんの復刻ガシャを回して付箋を得た。回しても回しても常に冬馬くんが出るガシャは新鮮だ。冬馬くんのカードはチェンジしてしまったSRを除いて全て所持しているので特に回す意味はないのだが、担当がたくさん出るガチャとあっては回さずにはいられない。

そんなこんなで得た心の付箋を使い、私は冬馬くんのサイメモを一気に全開放した。

ところでこれは余談だが、サイメモを1話開放するのに付箋が一枚、信頼度を3上げるのにも付箋が一枚というのはレートがおかしくないだろうか?アイドルにとってサイメモ1話の出来事は信頼度3相当でしかないのだろうか。SR+の信頼度をMAXにしようとしたら、サイメモを100話も開放しなければならない。ワンピースならグランドラインに突入してしまうし、チャージマン研なら研がジュラル星人に完全勝利して2週目に入りボルガ博士をまたスカイロッド号から落とすところだ。さすがに2度目はボルガ博士もお許しくださるかわからない。アイドルの信頼を得るのは長い道のりらしい。

余談が過ぎた。チャージマン研全話を2周も見るのは気でも狂っているんじゃないのか!?

話を戻す。冬馬くんのサイメモを読んだという話である。

 

結論から言うと、とても良かった。天ヶ瀬冬馬を描くにあたって、ポイントとなる彼の良さをしっかりと描写している。

サイメモ2話で、半透明の怪しいモブに名前を間違えられる例のネタが出てくる。前回の記事でも散々書いたが、私は冬馬くんが名前を間違えられてもきっちりとツッコんでくれるところが大好きだ。少々面倒なことを言うと、あれは765Pの雑なボケに対する真面目なツッコミだからこそ……というのはあるのだが、まあこの辺を言い出すとキリがないので置いておく。あのツッコミは、冬馬くんがどんなものに対してもまっすぐ真剣に向き合っていることの象徴だ。冬馬くんは人に対する偏見を持たない。たとえライバルが女の子であっても、女だから劣っているという決めつけはしない。初対面でぶつかって悪態を吐く人間であっても、他の人間と同じように向き合ってくれるのだ。

と書いていて思ったが、初対面でぶつかってきて悪態を吐くってこれまんまアイマス2の冬馬くんではないだろうか?サイメモの冬馬くんは「しゃべってただけじゃねえか…」と不満を露にしていたが、お前もうちのやよいに後ろからいきなりズンズン近づいてきて「どいてくれ」と偉そうに言ってたぞ。聞いたところによるとお前やよい以外のアイドルには「どけ」ともっと偉そうに言うらしいじゃないか。なんで初対面なのにやよいにはちょっと優しいんだ。

しかし悲しいかな冬馬くんはやよいではないので、半透明モブには全然優しくされずめちゃくちゃボロカス言われるのであった。これには冬馬くんも怒り心頭……かと思いきや意外にも平常心だった。大人になったね……。

そして怪しい台本の真相をPに任せ、自分は最悪の状況に備えるというのも冬馬くんらしい。私は、冬馬くんは「置かれた状況に対してどう動くべきか」の判断が確実に出来る子だと思っている。冬馬くんは真っ直ぐ生きている分、問題に真正面からぶつかってしまうことも多い。だがぶつかってしまったとき、何が最善なのか、何を優先すべきか、冬馬くんはちゃんとわかっている。生放送を楽しみにするファンのため、事務所で待つ仲間のため、本番で「何も出来ない」という状況だけは回避しなければならない。たとえそれがマンボウの演技だとしてもだ。冬馬くんがそういう判断が出来る人だからこそ、翔太と北斗は冬馬くんのことを信じてついていくのだ。「今の俺にできることをやるだけだ」というのは冬馬くんの中に常にあるのだろう。

そして、そんな冬馬くんにとっての頼れる存在であるPとの話でもあった。

アイマスにおいてPという存在は当然頼れる人というのが当たり前なのだが(メタ的なことを言うとそうでないと話にならない)、これが冬馬くんの場合背景が少し変わってくるだろう。冬馬くんは、信じていた大人に裏切られて315プロにいる。冬馬くんにとってPとは、ただ信頼できる人というだけでなく、「今度こそ」信頼できる人なのだ。EoJでの「冬馬くんの心の傷は本人が思っているよりも深い」という台詞は死んだら墓石に刻もうと常々思っているのだが、この言葉の通りなら、冬馬くんは「自分を信じてもらえなかったこと」「相手を信じられなくなったこと」にきっと傷ついているのだろう。なまじ本人がハイパーストロングメンタルなせいではた目にはそうは見えないが、EoJでも自分たちだけでなんとかしようともがいていたあたり結構なダメージだったのではないだろうか。アニメとゲームを混同した考察で申し訳ないのだが、冬馬くんは同じ冬馬くんなのでボルガ博士、お許しください!(ウゥワアァァーーーーーーー)

冬馬くんは一人で割となんでもできてしまうタイプだ。無人島に放り込んでも多分なんとかなる。一人で家を建てて海に潜ってチネって、なんやかんやで一か月は生き延びるだろう。あまり人に頼るということを必要としなかった人間ではないだろうか。

 人を頼るというのは、簡単そうに見えて容易いことではない。優しい人ほど、人に頼ることができない。誰かに頼るというのは、その誰かのリソースを奪うことに他ならないからである。自分で解決してしまえるならそれに越したことはないのだ。しかし、頼るという行為は信頼の証だ。あなたなら私のために時間を割いてくれるだろうというある種の驕りの表れであり、また相手にとって自分はそれほどの価値があるという誇りでもある。「頼れる人」というのは実際難しいというのが私の考えだ。はたして冬馬くんがそこまで考えているかは定かではないが、どちらにせよ冬馬くんにとって新しく「頼れる人」が出来たというのは、彼自身の成長でもあると思っている。これまで10の案件を一人で10解決しようとしていた彼が、1でも他人に預けられるようになったことは良いことだと素直に思った。

 

もうひとつ、冬馬くんを描くのに欠かせない事項。彼が「天ヶ瀬冬馬」であることだ。

天ヶ瀬冬馬」はひとつの概念だ。冬馬くんが「天ヶ瀬冬馬」として両の足で地に立ち続ける限り、彼は存在し続ける。冬馬くん以外の誰も「天ヶ瀬冬馬」にはなれないし、「天ヶ瀬冬馬」もまた冬馬くん以外の誰でもない。 冬馬くんと共に存在する「天ヶ瀬冬馬」という概念は、他者に強く影響する。「天ヶ瀬冬馬」は、簡単に他人の人生を狂わせるのだ。サイメモに登場した半透明のモブもそのうちの一人である。「天ヶ瀬冬馬」を見てアイドルを志した彼は、ステージの上の「天ヶ瀬冬馬」に打ちのめされ、そして再び「天ヶ瀬冬馬」によって救われた。彼だけでなく、「天ヶ瀬冬馬」に人生を変えられた人はたくさんいる。時代が時代なら銅像を建てられて、今頃待ち合わせスポットになっていたことだろう。「そんじゃ3時に天ヶ瀬前ね〜」とギャルが天ヶ瀬冬馬像に集うのだ。羨ましい。私も天ヶ瀬前に集合したい。だが残念ながら冬馬くんはまだ銅像にはなっていない。存命だからだろうか。それはとりあえず置いといて、冬馬くんはそれほど他人に影響を与えるという話をする。

しかし、冬馬くん本人にその自覚はない。彼は常に前を向いて自分の道を進んでいるだけだからだ。誰かを変えようだなんて思っていないし、変えられるとも思っていないだろう。前の記事で少し書いたが、冬馬くんは自分と同じ水準を相手に求めがちなところがあると思っている。元々の才能に加え努力すれば大抵のことは出来てしまう彼は、努力を放棄する人間を理解できない。ましてや努力を怠って卑怯な手に走る人間などなおさらだ。たとえ実力がなくとも、卑怯な手は使わず正々堂々勝負しろと冬馬くんは言う。よほど向上心のある人間でないと、彼の近くにいるのはつらいだろう。

だが、「天ヶ瀬冬馬」は圧倒的に正論だ。

どんな理由があろうと卑怯なことは許されない。結果はどうあれ努力はすべきで、その姿勢こそが一種の実力でもある。しかも冬馬くんはそれを有言実行しており、その正しさを自らをもって証明している。「天ヶ瀬冬馬」という覆せない正しさに、敵う者はいない。冬馬くんはいつだって真っ直ぐに生きている。彼にとっては逸れる道そのものが無く、目の前に伸びる道を進む以外に選択肢は存在しない。常に正しい道を行く冬馬くんの結論は常に正しく、その正しさこそが「天ヶ瀬冬馬」なのだ。「天ヶ瀬冬馬」という生き方はあまりにも眩しく、見る者の影をありありと見せつけられる。冬馬くん自身は普通に生きているつもりでも、「天ヶ瀬冬馬」という存在そのものが他者をねじ伏せてしまうことがあるのだ。ある意味冬馬くんも被害者でる。昔、テニプリの五感を奪うテニスを見て「この人は普通にテニスしてるだけなのに、相手が勝手に五感を失ってまともな試合にならないのはかわいそうだなあ」と思ったのだが(私は幸村くんについて全く詳しくないので頓珍漢なことを言っていたら申し訳ない)、冬馬くんにも同じことが言えるのかもしれない。

もちろん、「天ヶ瀬冬馬」が他者に与える影響はネガティブなものばかりではない。というか、そうでないことの方が多いはずだ。今回の半透明モブも冬馬くんに憧れてアイドルになったのだし、そういう人は多いだろう。WD2015イベの冬馬くんの【憧れのアイドル】という肩書が私は大好きなのだが、まさしく「天ヶ瀬冬馬」というアイドルを一言で表していると思う。「天ヶ瀬冬馬」の輝きはアイドルとしての理想そのものであり、最終地点ですらあると思っている。彼の眩しさは他の追随を許さず、一点の曇りもない。誰もが目指す存在として、憧れられる存在として、「天ヶ瀬冬馬」以上の者はいないのではないか。もちろん目指す方向性の違いはあるだろうが、究極、突き詰めていくと全ては「天ヶ瀬冬馬」に集約する。「天ヶ瀬冬馬」は間違いなくアイドルの頂点だ。しかしそれに驕るどころか本人は頂点にいる自覚がないため、さらに上を目指そうとする。非の打ち所がないとはこのことだ。「天ヶ瀬冬馬」がアイドルの擬人化たる所以である。前回の記事とまた同じことを言っているが、宗教の話をしているので軽く聞き流してほしい。

 

冬馬くんは、挫折して立ち止まってしまった人間に手を差し伸べるような人ではないと思っている。たとえそれが仲間であっても、冬馬くんは立ち止まらない。そんな奴は放っておいて、自分だけさっさと先に進んでしまう。冬馬くんはそういう人だ。けれど、前を走る冬馬くんの眩しさに、自然と顔を上げ、いつしかその背中を追っている。そうして冬馬くんに救われた人が、きっとたくさんいる。

私はそんな冬馬くんを追いかけるので精一杯だ。冬馬くんについてわからないことが多すぎて、こんな怪文まで書く始末である(ここまで一気に書いてしまったが、読み返したら本当に怪文で我ながらちょっと引いてしまった)。わからないなりに必死に追いかけているが、マイデスクに行くと冬馬くんは待っていてくれるので、私はそのたびに少し泣きそうになるのである。

 

 

 

天ヶ瀬冬馬くんの話

 

SideM沼に嵌った人間、はてなブログで長文語りしがち説。

 

決してバカにしているわけではない。自ジャンルの沼に堕ちた人間の自分語りほどワクワクするものなどそうそうないのだ。朝食バイキングでシェフが目の前でスクランブルエッグを作ってくれるブースを発見したときくらいワクワクする。みんなもっと書いてほしい。私は長文語りが好きなのだ。同人誌の後書きも本編と同じボリュームで欲しいと願ってやまない。

それはどうでもよい。いやどうでもよくはないが、私がしたいのはそういう話ではない。タイトルにもあるが、私は「天ヶ瀬冬馬くん」について語るべくわざわざブログを開設したのだ。ツイッターでは冬馬くんについてカスみたいなツイート(※1)しかしていないが、かつて小学生のころ親に自分のブログを見られた挙句「才能がある」と褒められた私が、その才能を駆使して彼について語りたいと思う。ちなみに大学でもエッセイだけはめちゃくちゃ褒められた(小説をボロカスに貶されたので大学は辞めた)。

(※1)カスみたいなツイートの一例

 

 

 

諸君、私は天ヶ瀬冬馬くんが好きだ。よく腐女子はキャラを好きすぎるとフルネームで呼ぶとか言われているが、私の場合「~くん」が最上位である。私が「~くん」呼びを徹底しているのは天ヶ瀬冬馬くんと猿投山渦くんだけだ。この時点で私の中では「相当好きだな」と思えるのだが、如何せん他人には理解してもらえない。だからというわけではないが、私は自身の「好き」を可視化させるタイプだ。具体的には金をかけたがる。金がなくても愛は表現できるが、愛がなければ金はかけられないと思っている。グッズはもちろん、ゲーム内イベントでもそこそこ上位にいる。さすがに1位になったことはないが、1桁順位の経験はある。自慢か?と言われれば、ハッキリ言うが自慢だ。金と時間をかけたことを自慢して何が悪い。別に私が1番だとは思っていないし(事実1位ではない)、他に私が自慢できることと言えば「生命線が異常に長い」くらいしかないので許してほしい。

話は逸れたが、とにかく私は冬馬くんが好きなのである。しかし、「天ヶ瀬冬馬くんの何が好きなのか」と問われるとこれが難しい。友人等にいきなり訪ねられたら「えっ待って」と告げた後10分悩んで「宿題にさせてくれ」と申告する自信がある。これでは友人にも迷惑である。S.E.Mに「宿題!」「忘れない!」と言質をとられているとはいえ、出してもいない宿題を提出されても困るだろう。私ならドン引きする。というわけで、今後そうならないためにもまずは「天ヶ瀬冬馬くんのどういうところが好きなのか」を文章化せねばなるまい。

 

1.見た目

「いきなりレベルが低いな」などと思わないでほしい。アイドルである以上、見た目は大切だ。ビジュアルレッスンがなんなのか未だによくわかっていないが、とにかく見た目は重要視されるべきだ。私がジャ…ーズで好きな子といえば、今…翼・手越…也・櫻…翔・中…健人等々だが、全員見た目から入っている。彼らと並べるのもなんだか忍びないが、冬馬くんも例外ではない。外ハネの茶髪、アホ毛、赤目、ロン毛。好きでしかない。実はジュピター初見のころに目をつけていたのは翔太だったのだが、彼もカチューシャ(ヘアバンド)、腋、ショタ等の理由で狙っていた。まるで犯罪者の供述である。しかし翔太はデコっぱちであった。私はデコが見えているのはあまり好きではない。デコは基本隠しておいて、たまにアップにするのが良いのだ。そこで冬馬くんに目をつけた。しかし彼は彼でタレ目だった。私はツリ目の方が好きだ。またしても微妙に惜しいなと思いつつ、とりあえずジュピターについて、動画やピクシブをいろいろ漁り始めた。その過程で冬馬くんの中身を知り、最終的に彼に落ち着くのだが、そこは後述する。

先にも述べたが、冬馬くんは私の好みの見た目である。唯一の懸念であったタレ目も、今は問題ではないどころか、めちゃくちゃ好きだ。あばたもえくぼ、というやつである。冬馬くんのタレ目は(というか北斗もなのでこれはアイマス2モデリングがそうなのだが)、目を閉じて笑うと目尻がきゅっと上がる。なんてキュートなのだろうか。冬馬くんの笑顔で大地に花が咲き乱れ、空には虹がかかり、鳥たちは歌い出し、世の中の核兵器はすべてあま~いお菓子に変わるだろう。冬馬くんが目を閉じてニコッとしているカードはSideMではあまりない(サーカスくらい?あれもニコッとは少し違う)のだが、アイマス2の「恋をはじめよう」のPVを見れば結構よくニコッとしてくれるのでぜひ見てほしい。

冬馬くんの良いところは顔だけではない。そのしなやかな身体もだ。まだ引かないでほしい。ここはまだ「見た目」の項目なので、見た目の話をしているだけだ。というわけで、ここで冬馬くんの公式プロフィールを見たもらいたい。

  • 身長:175cm
  • 体重:57kg
  • スリーサイズ:81-65-80

めっっっっっっっっっちゃ軽い。そして細い。二次元的プロフィールにマジレスするのもどうかと思うが、SideM全体で見ればリアルな身長体重の子もいるので、ここはあえてマジレスしたい。ちなみにBMI値は18.6だ。一応正常値らしいが、適正体重より10kgも軽い。ちゃんと食べているのか心配だが、少なくとも私よりはまともな食生活だろうからそこは安心だ。 冬馬くんのこの軽さは、「少年らしさ」だと私は考える。そう、彼は「少年」なのだ。まだ17歳だ。法が変わっても未成年だ。まだ大人になりきれていない未完成の身体だからこそ、冬馬くんは軽いし細い。完璧なパフォーマンスで魅せる傍ら、その未完成な身体というコントラストの美しさ。ともすれば危うさすら感じさせる。実際、コミカライズの巻末小説(カルボナーラ会議)では過労に耐え切れずぶっ倒れている。冬馬くんの強すぎるメンタルに、フィジカルが追い付けていないのだ。綱渡りのようなその危うさにヒヤヒヤすることもあるが、SideMでは今のところ倒れそうな気配はない。自分が納得するまで練習しすぎるきらいはあるが、止めてくれる仲間も増えたのでそこは安心していいとは思っている。倒れる倒れないは別として、冬馬くんの身体は未完成であることに非常に興奮するという話だ。人間は完璧なものよりは未完成のものに惹かれるらしいから、これは自然の摂理である。

 

2.真面目

 ロン毛でチャラそうに見えるが、冬馬くんはとても真面目だ。仕事にはいつも全力で取り組み、練習も欠かさない。原田泰造ではないが、曲がったことが大嫌いでもある。765Pに何度ヘンテコな名前で呼ばれても律儀に突っ込んでくれる。それも「ちげーよ!」「なんでだよ!」のような雑なツッコミではなく、こちらのボケをきちんと拾ってツッコんでくれる。なんて真面目なのだろうか。普通の人間なら、ふざけて何度も名前を間違えられたら三度目くらいで「まだこの流れやんの?」と思うだろう。だが冬馬くんは違うのだ。「ピピン板橋」と呼ばれようと「文字の数しか合ってない」ときちんとツッコんでくれるのだ。一瞬でピピン板橋の文字数を数えて天ヶ瀬冬馬と同じ7文字だと結び付けてツッコむなど、明石家さんまでも難しいだろう。おそろしいのは、冬馬くんはこれを「おもろいこと言ったるで!」と考えているわけではない。そもそも彼は神奈川県民であるので、そんなナニワイズムを持っているとは思えない。冬馬くんは単に真面目なのだ。目の前のことに全力でぶつかっているだけだ。たとえ雑なボケでも、彼は全力で返してくれる。そこが冬馬くんの魅力だ。だからこそ、Pとして冬馬くんには全力で応えたいと思える。適当な仕事では彼に失礼だろう。物事に全力で取り組むのが恥ずかしいとされる風潮の中で、冬馬くんは臆することなく何事にも本気で向かい合っている。これをカッコいいと言わずしてなんと言うのか。

また、冬馬くんは汚いこと、曲がったことが嫌いでもある。ズルとか裏工作とか、そんなものは自分には必要ないし、周りが企むことも良しとしない。冬馬くんは意図的に「誠実に生きよう」と思って日々過ごしているわけではないと思うが、だからこそズルいことをする人間が理解できないのだろう。おそらく「そんなことをしても意味がない」と思っている。なまじ才能があるからこそ、才能がないのをズルで誤魔化す必要がないからこそ、彼は他人にも潔癖を求める。これはある種悲しい性格だと思う。冬馬くんが現実にいたら確実にクラスから浮くタイプだ。体育祭の練習で「だるいしやる気ねーわ」とか言ってるやつらに「ちゃんと練習しろよ!」とハッパかけるタイプ。「ちょっと男子ー真面目に掃除してよー」タイプと言えばもっとわかりやすいかもしれない。しかし彼は幸いにも二次元のキャラクターであり、コミカライズでも友人はいたようなのでそこまで嫌われてはないだろう。たぶん。だが、のらりくらりとテキトーに日々を生きている人間からすれば、天ヶ瀬冬馬は苦手なタイプであることは間違いない。一緒に仕事したくねーなと思っている人たちだっているかもしれない。私なら職場にこんなやつがいたら嫌だ。私は日々をのらりくらりと生きたい。でも、冬馬くんはそれを良しとしてくれないのだ。私が冬馬くんのPであろうと思ったら、彼に恥じないように生きなければならない。そう考えたので、私は仕事を見つけて大学をきっぱり辞めた。数年前のことだが。

 

3.努力

冬馬くんには溢れんばかりの才能がある。あの黒井社長が見出した逸材なのだから間違いない。星井美希を、玲音を、そして天ヶ瀬冬馬を見つけて磨いた黒井崇男の審美眼を私は全面的に信頼している。黒ちゃんが見初めたということは、彼にはアイドルとしての十分な才能があるということなのだ。顔がいいし、歌も上手い。人を惹きつけるカリスマ性も申し分ない。だが、冬馬くんは決してその才能に驕らない。むしろ、自分はまだ上に行けると信じている。これも彼の才能のひとつだ。努力すればした分だけ、成長に直結する。なかなか難しいことだが、冬馬くんは「やればできる」を体現している。そりゃ努力すんのも苦じゃないだろうよと心の奥底で思ってしまう自分が情けない。自分の努力と冬馬くんの努力は質が全然違うだろうに。人は簡単に「努力しろ」などと言うが、結局評価されるのは結果だ(それが当然だと思っているが)。だから、努力を結果に結び付けられる冬馬くんを私は凄いと思う。努力の結果が世間やファンの反応として如実に表れるアイドルの世界は、冬馬くんにとってまさに天職なのだろう。自身の努力を証明出来たら、彼はまた上を目指す。その繰り返しだ。冬馬くんの目指す「トップアイドル」に終わりはない。冬馬くんはきっと、アイドルとしての最後のステージでも「目指せトップアイドル」と叫ぶだろう。常に「天ヶ瀬冬馬」を更新し続けるのが、アイドル・天ヶ瀬冬馬だ。

 

4.ファン思い

「仕事に大きいも小さいもない」「待っているファンがいるなら這ってでも会いに行く」……これらは冬馬くんが実際に言っていたセリフだ。冬馬くんの原動力はファンだ。ファンの喜ぶ顔が見たくて、冬馬くんはアイドルをしている。ファンのおかげでアイドルが成り立っているということを、冬馬くんは理屈ではなく本能で理解している。アイドルとは決して一方的な存在ではない。アイドルのパフォーマンスをファンが受けて、声援として返してくれる。それを受け取ってアイドルはまたパフォーマンスをする。誰も応援してくれなければ、アイドルはアイドルにはなれないのだ。冬馬くんはかつて「自分には何もない」と思っていた。普通に高校を卒業し、就職し、結婚し、暮らしていくのだろうと考えていた。そんな「何もない」冬馬くんを見つけたのは黒井崇男で、育てたのは大勢のファンだ。やればやるだけ結果を出せて上を目指せる「アイドル」は、冬馬くんの人生を大きく変えた。冬馬くんは何もなくなんてなかった。そのことに一番驚いたのは、他でもない冬馬くん自身だろう。だから冬馬くんはファンに感謝しているし、その感謝をパフォーマンスに昇華して返そうとしている。移動中だろうとファンレターに目を通すし、バレンタインに送られてくるチョコレートも全部食べるつもりでいる。冬馬くんはファンからのエールを全て吸収したいのだろう。彼にとって、自分たちを応援してくれる声は全て等しく大切なものなのだ。冬馬くんは自分を支えてくれるファンに全力で返したいと思っているし、歌を、ダンスを、想いを、届けたいと思っている。これだけ想ってもらえたら、ファン冥利に尽きるというものだろう。

はっきり言って、アイドルマスター、いや世の中のアイドル系作品に登場するアイドルキャラクターは、そのほとんどがファンのことを大切に思っている。よほど特殊なキャラクター設定でない限り、ファンをありがたく思っているはずだ。先ほども書いたが、アイドルはファンなくしてはアイドルたりえないのだから。だから、アイドルが「ファン思い」であることは当たり前のことで、今更取り立てて魅力であるとアピールすることではないのかもしれない。だが、私はあえて冬馬くんの魅力はそこにあると声を大にして言いたい。なぜなら、「天ヶ瀬冬馬はそういうキャラクターだから」である。

おそらく、SideMの作品中で冬馬くんは「ファン思い」というキャラクター性を強く表現されている。それが彼のアイデンティティのひとつであると、公式から提示されているに等しい。例えば柏木翼の「大食い」、水嶋咲の「カワイイものが好き」、硲道夫の「意外と熱血」等々、キャラクターというものはアイデンティティ=個性の寄せ集めで出来ている。その中で天ヶ瀬冬馬くんが持つ個性が、「ファン思い」なのだ。もちろん、先に挙げた翼も咲も道夫も、みんなファン思いであることは間違いない。だが、彼らの個性を挙げていく中でそれがランクインするかといえば話は別だ。なぜなら彼らは「ファン思い」以上に強い個性を持っており、それでキャラクターが形成されている。彼らにとって「ファン思い」は、出来上がったキャラクターを彩るパーツに過ぎない。では、冬馬くんはどうだろうか。私は、「天ヶ瀬冬馬」を形成するのに欠かせないものこそが「ファン思い」であると考えている。言ってしまえば他のキャラクターのような強い個性を持っていないということなのかもしれないが、アイドルにとって当たり前の「ファン思い」をアイデンティティとして掲げている冬馬くんは、強い。彼のキャラクターはアイドルありきで形成されている。それを欠点だとする人もいるかもしれない。でも、私はそんな冬馬くんが好きなのだ。

ひとつ言い訳しておくと、名前を挙げた他アイドルのことを貶しているつもりは毛頭ない。彼らは「アイドル」を差し引いても魅力的なキャラクターであると言いたいだけだ。その中で私は「アイドル」でなくなるとキャラクターが成り立たない冬馬くんが好きだというだけなので、そこに上も下も優れているも劣っているもないとだけ言っておく。

 

5.アイドルの擬人化

先の項目でも触れたが、冬馬くんはアイドルありきのキャラクターである。彼自身が言っていたように、アイドルになる前の冬馬くんには「何もなかった」。アイドルとしてステージに立ったその日に「天ヶ瀬冬馬」が生まれたと言ってもいいと思っている。何を言っているんだと思われるかもしれないが、私は哲学の話をしている。アイドルが先か天ヶ瀬が先か。余談だが、哲学科の授業で教授が「自分はここにいないと思う人?」と生徒たちに問いかけると数人が手を挙げたという話が私は大好きである。それはともかく、冬馬くんはステージの上で生まれたのだと私は本気で思っている。冗談ではない。ライオンキングのサークル・オブ・ライフのごとく、冬馬くんはスポットライトを浴びながら大勢の人間に祝福されて誕生したのだ。「天ヶ瀬冬馬」は、あらゆるアイドルの概念の集合体だ。才能に満ち溢れながら努力を怠らず、常に上を目指し、潔癖で、仲間思いで、何よりもファンのことを一番に考えている。そんな誰もが思い描く「理想のアイドル」の具現化として生まれたのが、アイドル・天ヶ瀬冬馬なのだ。SideMでも冬馬くんは徹底して「みんなの憧れ」「目指すべき存在」として描かれている。彼を見てアイドルを志した者も、彼によってアイドルへの向き合い方が変わった者もいる。冬馬くんがアイマス2からのキャラクターでなければ、私は彼を315プロダクション全員の集団幻覚だと主張していたかもしれない。みんなの目標として祀られた存在だと本気で考えていただろう。某水泳アニメを死後の世界だと本気で考察していた私のことだ。そういう「無」の考察はお手の物である。だがアイマス2という地盤のおかげで(?)私は冬馬くんを一応向こうの世界の現実にきちんと存在する人間だと考えている。「一応」というのは、正直まだ集団幻覚の疑念が拭えない部分があるからである。アイマス2とSideMは地続きではないのだから、やはり「天ヶ瀬冬馬」は315プロにとって都合よく作られた幻覚なのではないか?この問題は答えを確かめる術がないので、これからも私一人で悶々と考察していく所存だ。

冬馬くんが集団幻覚であったとしてもそうでなくとも、彼は「アイドル」の擬人化だ。アイドルであることは彼のキャラクターの大部分を占めている。アイドルでない冬馬くんが欠陥品であったとまでは言わないが、アイドルになったからこそ「天ヶ瀬冬馬」が完成したのは紛れもない事実であると思う。私はそんな冬馬くんが好きだ。アイドルになるために生まれてきたというより、生まれたときから彼はアイドルであり、アイドルになった瞬間彼はこの世に誕生したのだ。そんな冬馬くんがアイドルでなくなったら、どうなってしまうのだろう。冬馬くんが何年か後に引退したら?きっと、「天ヶ瀬冬馬」の概念だけをステージの上に残して、彼は消えるだろう。本人は引退後のことなんてこれっぽっちも考えていないだろうが。

 

 

気づけば7500字も書いていた。冬馬くんの好きなところを書き残しておこうと思っただけなのに、書けば書くほど冬馬くんへの想いが止まらなくなってしまった。

結局のところ、「冬馬くんのどういうところが好きなのか」という問いの答えは一言で言うと「冬馬くんであるところ」だ。私は冬馬くんが冬馬くんだから好きなのだ。「好き」という感情は、えてしてそういうものなのだと思う。