ミラコスタスイートルームの自慢をさせてくれ
先日ディズニーひとり旅の記事を書いたので、ついでに自慢をさせてほしい。
東京ディズニーシーホテルミラコスタのスイートルームに泊まった時の話だ。
昨年の9月某日、母と二人でTDRに行った。私も母もTDRが好きでよく行くのだが、ミラコスタに泊まるのは初めてだ。わくわくしながら、朝荷物を預けるためにホテルを訪れた。
ロビーにいたキャストに荷物を預けたい旨を伝えると、名前を尋ねられた。母が名乗ると、「スイートルームにご宿泊ですね」と先手を切られた。
【ミラコスタスイートルームのここがすごい!】
・名乗っただけでスイートの客だとバレる
ミラコスタどころかこれまでの人生で「スイート」などと名乗る部屋に泊まった試しがないので、私も母もうろたえた。完全にキョドる田舎者に、キャストのお姉さんは笑顔で「チェックインは専用のラウンジでお伺いしますので、あちらのエレベーターでお上がりください」と案内される。
【ミラコスタスイートルームのここがすごい!】
・スイートルーム宿泊客専用のラウンジがある
キャストに促されるまま、専用のラウンジとやらに連れていかれる。やたらデカく重厚な扉の向こうに、その部屋はあった。転んでも痛くないどころかそのまま眠れそうな絨毯。座ればどこまでも沈んでいく、人をダメにする椅子。奥にいくつかテーブルがあるなと思えば、部屋の端には好きなだけ食べられるお菓子が何種類か置いてあった。
ミラコスタのスイートなんですけど、荷物預けに行っただけでスイートの客だってバレたしチェックイン手続きするのに専用のラウンジに通されるしそのラウンジもドリンク飲み放題でお菓子食べ放題なのやばくない? pic.twitter.com/R7mpGW8eaz
— *。୨୧ めろぽみゅ ໒꒱.∗̥⁺˚♡ (@tehu_pipipi) September 19, 2018
無限に沈む椅子に座ってカウンターでチェックインする母を待つ間、私は別のキャストに案内されて少し奥の椅子に案内された。うちのよりデカイ液晶のテレビではピノキオが上映されている。こんなハイビジョンでピノキオを見たのは初めてだった。 ジュース類も好きなだけ飲んでいいらしいので、アイスティーをいただいた。ラウンジは片側の壁が一面窓になっており、パークを一望できる。何人もの人を見下ろしながら、優越感とはこういうことだろうなと思った。
【ミラコスタスイートルームのここがすごい!】
・スイートルーム宿泊客専用のラウンジがあるし、お菓子食べ放題ドリンク飲み放題
ちなみに、この時泊まった部屋から見える景色はこれだ。
そもそもバルコニーがある時点ですごい。こんな貝殻みたいな背もたれの椅子があるバルコニー、王宮にあるやつに違いない。そもそも日本に生きててバルコニーなど言うこともない。庶民はベランダで十分だ。布団が干せたらそれでいいのだ。
とはいえ、こんなバルコニーを用意してもらった以上、することはひとつ。
ここからショーを見るしかない!
ご存知の方が多いと思うが、ミラコスタはシーの中にあるので、帰ろうと思えばいつでも帰ることが出来る。滞在中、私と母はショーを見るために3回くらい行ったり来たりした。
【ミラコスタスイートルームのここがすごい!】
・バルコニーがあるし、そこからショーが見れる
・布団が恋しくなったらいつでも帰れる
ショーを見終えたあと、例の専用ラウンジに赴いた。というのも、チェックインの際に「17時からカクテルが飲めますよ」という耳より情報を得ていたからである。
これ無料やて……こわ…… pic.twitter.com/oryn3lanXp
— *。୨୧ めろぽみゅ ໒꒱.∗̥⁺˚♡ (@tehu_pipipi) September 19, 2018
このカクテルが、無料で何杯でも飲める。鳥貴族ではこんなオシャレな酒は絶対に出てこない。しかもおつまみまでつけてくれるし、部屋の本棚にはディズニー関連書籍が並んでいた。一週間くらい宿泊していたら一日くらいここで過ごすだけの日があってもいい。酒が入った状態で改めてピノキオを見ると、波の描写が凄すぎて笑ってしまった。
【ミラコスタスイートルームのここがすごい!】
・酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ
・酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
前述のとおりホテルが園内にあるので、閉園後もパークを眺めることが出来る。
帰宅するキャストや、見回りをする警備員などが見られる。見たからどうということでもないのだが、普段は絶対見られないので結構な時間眺めてしまった。あと軽トラが普通に走ってたりするのでウケた。
当然、開園前のパークも見られる。この日はたまたま避難訓練を行っていた。普段はパーク内に散り散りになっているキャストが一堂に会しているだけでも圧巻だし、かなり真面目に訓練を行っていたので尊敬した。よく考えれば、スイートルームの我々はもちろん、パークに面している部屋は他にもたくさんあるため、結構な人が開園前のパークを見ている。それは訓練にも熱が入ることだろう。
そしてこれは少し性格の悪い楽しみ方だが、開演15分前、すなわちアーリーエントリーが始まる時間までパークを眺めるのもオススメだ。なぜなら、15分すら惜しい余裕のない下々の民が情けなく開園ダッシュしている様を見られるからだ。ワハハ、愉快愉快。
※パーク内で走るのは禁止なので、良い子のみんなは歩いて移動しようネ!
【ミラコスタスイートルームのここがすごい!】
・閉園後、開園前のパークが見られる
・下々の民を眺めるのが愉快
ところでこれを見てほしい。
グーグルで「朝食 オシャレ」とかで検索したら出てきそうな画像だが、これがミラコスタスイートルームの朝食である。ケチャップがヘタクソなのは私がかけたからだ。
ちなみに、メニューはメインの卵料理、サラダ、付け合わせ2種、デザート、ドリンクを自由に選ぶ形式だった。美味すぎてちょっと泣いた。朝食を食べていたら、匂いにつられてかカラスがやってきた。
【ミラコスタスイートルームのここがすごい!】
・朝食がめちゃ美味くて泣いちゃう
・カラスは普通に来る
以上だ。
いや本当はここに書ききれないくらいすごいところはたくさんあるのだが、いちいち細かく書いていてはキリがない。なんなら良くなかった点を挙げた方が早いくらいだ。
唯一良くなかったところを挙げるとするなら、シャワーヘッドの調節が上手く出来ずに床と並行の水流が出たことくらいだ。これも悪いのはホテルではなく私なので、自己責任である。
あともう一つ欠点があるとすれば、もうミラコスタ以外のホテルには泊まれない身体になってしまったことくらいか。舞浜駅から電車でn分のホテルなどもう論外だ。疲れたときに昼寝すら出来ない。ミラコスタ、およびディズニーランドホテルはその点完璧だ。いつでも昼寝出来るし、朝も急いで起きなくて良い。パークを出てからホテルに着くまでずっと夢の国だし、そもそもミラコスタならパークから出ることがない。心の余裕が違う。あとレストランの予約がめっちゃ楽。ホライズンベイレストランも余裕で行ける。そろそろ語彙力が無くなってきた。
さて気になるお値段だが、
限定142s揃った嬉しみ pic.twitter.com/MQWZkhk4TP
— *。୨୧ めろぽみゅ ໒꒱.∗̥⁺˚♡ (@tehu_pipipi) September 2, 2018
この3人の総額より高いので覚悟しよう。