頭痛が痛い

怪文を綴る腐女子

クソガシャ備忘録

冬馬くんライプロお疲れ様でございました。オーバーランナーこそ正義。んでんでんでwwwww
これはちょっとしたSideMライフハックだが、数字を切り上げまくったガバガバ計算(例:「一回のライブで27000pt稼げる」→「一回30000ptとしよう」)を元に走るとボーダーの遥か上に君臨することが出来るので、ボーダーサーフィンに飲まれていく下々の民を上から見守ることが出来る。これは本当にオススメ。「もうちょっと走れば2枚取れたんじゃ……?」とか思わない人向けではあるが。
 
などと上から目線のてんこ盛りで偉そうなことを宣っているが、実は私も当初は2枚取りの予定だったのである。予告バナー時点で冬馬くんのアホ毛が潰れている疑惑があったので直前まで走るかどうか悩んでいたが(私は冬馬くんのアホ毛が本体だと思っている節がある)、なんやかんや2枚取りを続けてきているので、今回も走るのだろうなと思っていた。ただひとつ懸念があるとすれば、イベント形式が「ライプロ」と呼ばれるJIGOKUだと予想されていたことだろうか。雑魚なのでまだライプロを走ったことがない私にとってそこは未知の世界であり、周りの歴戦Pが戦々恐々としていたのが余計に恐怖を煽った。

ところで、ご存知かと思うが、今回のヤンキーイベント、初日がなんとアイドルマスターSideMプロデューサーミーティング2日目であった。
色々なご縁があって、寺島氏が出演する2日目3日目ともに現地参戦であったため、この日は朝から幕張にいた。2ndぶりの幕張である(3rd?知らない子ですね)。物販会場ではなぜかLET’S GO!!ソロverのみが延々と流れており、私は冬馬くんverを聞くたび涙していた。キッチンカーで2時間以上並んでいる間に一生分のLET’S GO!!を聞いたのでもうソロ買わなくていいなと思ったが、すでに買ったあとだったので事なきを得た。
物販での戦いを終えたあと何人かのフォロワーさんに会ったのだが、会う人会う人皆ライプロのことを口にした。なんなら相手が冬馬くんPの時はこちらから先手を取って発言した。そして「ライプロは嫌だ」と泣きながら、大閃光ウルトラグリーンをフォロワーさんに押し付けた。貰ってくれた人ありがとう。
そんなこんなで、プロデューサーミーティングは予定より少し前倒しで開場した。開場してすぐにいそいそと入場する。
 
この時点では、私はまだ平常心を保っていたのである。
 
チケットに印字されていた席はアリーナB2ブロック。アリーナと言うと聞こえはいいが、私はチビなので平坦な場に置かれると前方の人によっては全く見えなくなってしまう。どちらかといえばスタンドの方がありがたかった。まあ現地にいられるだけで御の字である。そう考えながらホールに入ると、B2ブロックはなんとセンターステージのすぐ隣のブロックであった。同行と「え〜めっちゃ近い〜」などと言いながら自分の席を探す。
そしてたどり着いた席は
 
いや近すぎ!!!!!!!!
 
 いくらなんでも近すぎる。限度ってものがあるだろう。センターステージの方を向けば前の人なんて存在しない、マジのマジで最前だった。この辺りで私は正気を失い始める。
正気を失いながらも、パーチケで1枚は確保するPの鑑。手首フェチなので今回のカードの手首描写に唸りつつ、イベントと今座っている座席とで情緒がめちゃくちゃになり、最早何をすればいいのか見当もつかない。とりあえず震える手でペンライトを準備した。
そして
終演後、もっと情緒がめちゃくちゃになった。目の前で寺島氏を見てボロカスに泣いたし、最後のドライブアライブで持っていたウルトラグリーンを全て折って強火ジュピターPの武装をしていた時に寺島氏と目が合った(私を見てめっちゃ口角を上げていたが、これは幻覚かもしれない)。小林大紀氏は世界で一番可愛かったし、駒田航氏は足が5kmあった。間近で見ると、これまで液晶越しか遠くの小指ほどのサイズでしか存在を確認出来なかった彼らが、現実に存在することを強く実感した。スピーカーから聞こえる音より、目の前で直接発された声の方が早く耳に届くのである。これで平然としていられる人間がいるだろうか。悟りを開いたブッダも泣き叫んでペンライトを振り回すレベルだ。アソビストア先行で当てた席だったため、私は一生アソビストアに足を向けて眠れなくなった。
 
あれからもう1週間経つが、私の心と身体はまだ8割方幕張メッセにいる。1週間仕事をしていた私は20%の私だ。冬馬くんはスピーカーが片方壊れても50%なのに、私は目の前でアイドルの輝きを浴びただけで20%しか残っていない。いや、むしろ20%も残したことを褒めてほしいくらいだ。それくらい、あの日の衝撃は凄かったのである。あんな体験をさせてもらったのだから、もう有り金全てアイドルマスターSideMに捧げよう。私はそう誓った。
 
誓ったら、あのクソガシャが始まったのである。
そう、これはライプロ備忘録の流行りに乗っかって、ライプロを走りきれなかった私が書くクソガシャ備忘録である。タイトル回収完了。
 
クソガシャ、あまりにもクソすぎてツイートもスクショも何も残っていない。もしかしてプロミで頭がおかしくなった私だけが見た幻覚だったのだろうか?しかしモバコイン購入歴は確かにヤバイ額を叩き出している。もしガシャが幻だったのなら、私は幻覚に金を吸い込まれたことになってしまう。
最早不要だろうが一応クソガシャの説明をしておくと、プロミ3日目終演後に3150分限定でモバゲーの方のSideMに設置されたガシャである。今回のプロミのキービジュアルの描き下ろしイラストを使ったカードで、現時点ではこのガシャ以外に入手方法はない。各属性ごとに分かれたBOXガシャ形式で、【SP@RKLING TIME】の名を冠したSR+が各アイドル1枚ずつと、恒常Rが200枚入っていた。気が狂っているとしか思えない。なんなんだR200人て。担当1人を引こうと思ったら1/214じゃないか。虎牙道Pだって3/214だ。各属性揃ったユニット担当Pなんてもう目も当てられない。しかもなんだコスト8って。初回割引単発で来てくれたピエールの方がコスト10でよっぽど強い。これでは誕生日特効にすら期待できない。手に入れたところでどうすりゃいいのだ。眺めていればいいのか。言われんでも眺めるわ。は〜〜〜冬馬くんは今日も顔がいいな〜〜〜!こんなクソガシャと違って優しいし……本当になんなんだこのクソガシャは。いくらプロミ後でPが皆舞い上がっているからといって、ナメすぎである。冬馬Pなんてイベント真っ只中で、クソガシャに課金している余裕なんてあるわけがない。いったい誰がこんな気の狂ったクソガシャを回すというのか。









私だよ!!!!!!!!!!!!

プロミ後でクソガシャに負けないくらい気が狂っていたので、まんまと回してしまった。しかも結構回した。最初の18連で金人間と共に3枚SR+が出たので、調子に乗ってしまったのだ。それからは金人間と銀人間が半々くらいの確率で来た。銀人間の悲しみがこれまでのガシャとは比にならないほどつらく、ちょっと泣いた。昨日担当の声帯を最前列で見て感動して泣いた私が、なぜ今日はクソガシャに泣かされなければならんのだ。この世の理不尽にまた泣いた。
しかし回せど回せど、冬馬くんは出ない。もう全ッッッッッッッッ然出ない。ガシャは悪い文明だ。ライプロを走るためだったはずの資金が、一瞬にして溶けていく。担当とはいえSideMの策略に乗せられてほいほいガシャを回している自分が情けなくなってきた。
それでも、私は冬馬くんに会いたかったのだ。あの日目の前にいたのは寺島氏であり冬馬くんではなかったが、その景色を映像で残せない代わりに、何かが欲しかった。このカードを見たらあの日の景色が思い出せるような気がした。
結局、冬馬くんは底の方から出てきた。上で綺麗事を述べてしまったが、要はただの意地だ。人は意地と金でガシャを回している。
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結局このカードを見たからといって特に幕張の記憶を思い出せるわけでもなく、5MBしかない私の脳みそからは順調に記憶が薄れてきている。リーズナーのアニメ2期発表はプロミでしたっけ?WBフルボイス化は発表ありましたよね?
ただ、私のプロミの思い出にこのクソガシャが刻まれたことは確かである。楽しかったなあという思い出と共に、ガシャの苦い記憶も蘇るのだろう。

というわけで、クソガシャのせいで私はライプロ2枚取りを諦めた。クソガシャを回す私も悪いが、クソガシャも相当クソなので両成敗、これにて一件落着。
ちなみに、早々に100ボーダーから退散した私がしたことは、「ハード営業を回し、冬馬くん敷き詰めの自デッキに対応した仕事(ラジオ)の特大のみを叩く」これだけである。ボナタイは5分と短く旨味がないと判断したため、無かったことにした。特定の仕事の特大以外は全て無視することで、ゼリーの消費は増えるが、営業中の差し入れでAPを回復できるという寸法だ。この方法で所持Pパッションを使い切れる枚数のチケットを貯め、最終日に全部ぶっ放した。これで消費アイテムは半ゼリー400、ミニバー300程である(イベ限含まず)。1000ボーダーなら思ったほどJIGOKUでもなかったというのが正直な感想だ。

プロミ備忘録なのかガシャ備忘録なのかイベント備忘録なのか、よくわからなくなってしまった。ただ、この1週間で私の脳汁がドバドバ出たことは確実だろう。あと涙もめっちゃ出た。
タイムラインに流れてくるライプロについてのブログを読んでいると、凄いなあと感心してしまう。イベントを走るというのは、お金も頭も時間も神経も何もかもをフル回転させなければならない。毎日気が休まらず、迫り来るボーダーに怯えて夜も眠れない。その点ガシャは金さえあれば猿でも引けるので最高だ。脳みそが5MBの私でも回せるし、夜もグーグー眠れる。ガシャ最高!クソガシャ万歳!

ガシャは良い文明である。
担当が引ければ、の話だが。